冬キャンは寒いということを再確認しよう!というお話。

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6巻 130ページ (C)あfろ・芳文社
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すっかり6月ですね、ミナヅキです。
いかがお過ごしでしょうか。

今年も半分終わってしまうところですねぇ。
アウトドアやキャンプはこれからがシーズンとなるわけですが、そんな中で冬キャンの話をしたく思います(笑

冬は寒いんだぞ…?

『ゆるキャン△をみて冬キャンしてみた』

という内容のブログ記事が、ゆるキャン△のアニメ放映時に結構見られました。
今でもゆるキャン△関係の調べ物をしていたりすると出てくる記事ではありますが、みな一様に「寒い」「寒かった!」と書いています。

いや、そりゃそうだろ…
と思わず突っ込まずにはいられないのが本音なのですが、あの、みなさん、冬って寒いって事、知ってますよね…?

そもそも作品本編では…。

ここで改めてゆるキャン△本編を紐解いてみましょう。
お手元の1巻をお開きください。

季節は秋、しまりんの自転車ソロキャンプからお話が始まるわけですが、開始数ページで寒い寒いと言っています。
秋の時点ですでに寒いんですよね。

本作は「冬キャンプさいこー」を推すとともに、同時に秋冬キャンプの寒さを何度となく描写しています。
(なでしこは何度もくしゃみしますし…w

各巻それとなく寒い様子が散りばめられているわけですが、どうも読者はその辺の雰囲気に耐性ができてしまっているのか、麻痺しているのか、寒い季節の寒さというものを忘れているように感じられます(笑

ゆるくないキャンプ。

6巻でようやく。

上記のように「冬のキャンプは全然ゆるくない!」というレポート記事が出回るような事態になっていましたが、ゆるキャン△本編でその「ゆるくない冬のキャンプ」が描かれたのが6巻でした。

6巻 129ページ (C)あfろ・芳文社

冬の山中湖?

6巻 78ページ (C)あfろ・芳文社

ストーリー的には冬休みが終わった直後、2週目か3週目の週末の事かとは思うのですが、まだ1月の山中湖と聞いて即座にこういった危機感に気付けるのはしまりんの経験値を裏付けていると言えるでしょう。

さて、初心者キャンパーの貴方ならこの危険性に気付けるでしょうか?

現地のデータを拾ってみよう。

さて、山中湖での冬キャンを今年のカレンダーと照らし合わせて13日の土曜日から14日の日曜日と設定してみます。
まず何日の時点で検討を始めたかはわかりませんが、前の週の週末、7日の時点で検討を開始したとしましょう。

7日時点での山中湖の気温を調べるにはアメダスのデータなどを数日分見てみれば良いことになります。
7日に前日分のデータを見てみると、ちょうど山中にアメダスの気温計のデータがあるのでそれを参照してみましょう。

http://www.tenki.jp/past/2018/01/06/amedas/3/22/49256.html

山中の過去のアメダス実況(2018/01/06) - tenki.jp
山中の過去のアメダス実況(2018/01/06)

グラフを見るに朝6時頃に-13℃近くまで落ち込んでいます。
この日の最低気温を記録しているのも表の通り、05:50の-13.1℃との事で、少なくともこのデータを見た時点でその気温で寝ていられるかどうかを自分の装備品と照らし合わせて検証しなければならないわけですよね。
あと、パーティーメンバーの装備品も考慮しなければならないわけですが。

ちなみに予定通り13日と14日でキャンプに繰り出していた場合、記録では14日の4時台に-9℃という数字が出ています。

2017年の記録では…。

なお、これが同じ条件で2017年の場合、1月14日と15日のグラフが以下の通りになっています。

http://www.tenki.jp/past/2017/01/14/amedas/3/22/49256.html

http://www.tenki.jp/past/2017/01/15/amedas/3/22/49256.html

14日の時点での最高気温が-2.1℃で16時の時点で-4.2℃になっています。
日付変わって15日明け方の05:20に当日最低気温である-15.7℃という数字になっていました。

山中湖とはそういう環境の場所だという事です。

近年では突発的な天候の変化があったりもしますが、基本的には記録のデータにプラスした余裕のあるスペックの装備品で固めてキャンプ場へ向かいましょう。

と、いってもAmazonで流通している怪しいコンフォート温度-20℃とかいうシュラフなんかはいきなり実戦に投入せずに、使えるかどうかの検証をしながら、いざというときの代替品を用意したり、防寒着を多めに持っていったり、いざというときに避難できる自動車で行くなどといった二重三重のバックアップが必要になるわけですが…。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」?

今回の記事での「彼」とはキャンプ予定地の環境ですね。
そして「己」とは自分の装備品のスペック、シュラフのリミット温度やシングルバーナーのガスの利用可能温度などがあります。

逆に言ってしまえば、夏の平地でのキャンプは温度的な心配はほとんどないなと思うのですよね。
北東北や北海道をバイクでツーリングする人でもなければ、ですが。

アウトドア用品、アウトドアツールとは自分の命や身体の安全を預ける大切な道具になります。
その性能やスペック、扱い方はよく覚え、最低でも基本的な利用方法や組み立て方を確認してから携行するべきだと感じるところです。

冬のキャンプは雪山登山を参考にしよう。

登山でもテント泊というジャンルのキャンピングがあるので、そちらの知恵や技術が参考になります。
雪山登山はもしかすると冬キャンプよりも愛好者が多いかもしれません…。

デイキャンプで場数こなすのがオススメです。

アウトドアやキャンプ初心者の人の失敗談を聞いていると、どうも道具だけを揃えてそれを担いでいきなり泊まりキャンプに行ってしまうような、そんな印象を受けずにはいられません。

届いたテントなどは一度実際にキャンプに持ち出す前に中身を開封して実際に組み立ててみて、手順を確認し、暗い中でも作業出来るように予め手順とイメージの確認をしておくことが必要だと思いますし、おそらくアウトドア関係のサイトではお約束ごととして記述されているはずです。

一度組み立ててみる事によって、そのテントの設営時のコツや、ハマりづらいところ、力加減が難しいところなど色々な具合の良さ悪さが見えてくるはずですし、出荷前検品での手違いによる部品の不足などにも早い時点で気づくことができたりするので、現地に行ってからテントが設営できないというような最悪な自体は避けられるはずです。

これらのことから、キャンピングやアウトドアというものは実戦に赴く前に、自宅やその周辺での練習や訓練、トレーニングが必要だということがわかるかとは思いますが、なかなかそれを具体的に指摘できているサイトやブログというものは多くないのではないかと感じます。

まとめ。

6巻 148ページ (C)あfろ・芳文社

鳥羽先生がおっしゃる通り
「ちゃんと下調べをして十分な装備を整えなければ、冬のキャンプは本当に危険なんです」
という事です。

今回の記事ではその部分が少しでも伝わり、また認知されればよいなと思います。
事故なく怪我なく、安全に楽しいアウトドアが行われることをミナヅキは望んでしまったりします。