国道340号線縦断ツーリング。

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6月もそろそろ終わりそうですね、ミナヅキです。
いかがお過ごしでしょうか。

昨日6月27日は国道340号線の起点となる交差点を訪れるべく、夜明けからツーリングに行ってきました。
年に何回かは朝駆けしたくなるんですよね。

しかしまぁ、結構な酷道具合でしたよ…。

国道340号。

国道340号 - Wikipedia

この道路は仕事で年間のうち何度か走る事がある道路で、プライベートでも主に八戸から岩手県の北側の大野だったり南郷だったりあのへんにアクセスするのに通行したりと、意外と縁がある道路でした。

昨年のツーリングでも途中まで340号を利用してましたし。

岩手県北道の駅めぐりツーリング。
紅葉の時期ですね!ミナヅキです。 前回は岩手沿岸ツーリングに行ってきたので、今回10月18日は岩手県の北側の道の駅をぐるっと回ってきました。 晴天に恵まれて気持ち良い一日となりました。 食事にありつけなかったことを除いては...(笑

じゃぁそんな岩手県の東側山中、盛岡市と太平洋のちょうど真ん中あたりを南北に縦断する国道340号とはどんなところか!?

340号の端っこと端っこ。

wikipediaにもあるとおり起点が陸前高田市にあり、終点が八戸市内に存在します。

八戸側は塩町交差点ということで、八戸のメインストリートの一方通行を抜けたところ、立体交差の上の交差点になるわけで、今までなんの意識もせず普通に往来しておりました。

ちなみに340号の終点から交差点を挟んだ向こう側が県道1号線だというのはなんらかの因果を感じるところです。
(なんのこっちゃ

で、起点である陸前高田市のほうを見てみると

あぁ、なるほどですねぇ。
奇遇にも国道340号線を南下していくと「奇跡の一本松」にたどり着くのですね。
これも何かの縁…なのかどうかはわかりませんが、最終目的地である国道340号線の起点を目指す旅は奇跡の一本松を訪ねる旅となりました。

出発前日。

前日は偶然にも仕事がいつもより早く終わったので、帰宅するなり仕事の合間にガソリンスタンドから携行缶で買ってきたガソリンをバイクに給油し満タンオッケー。

なにせ昨年、朝駆けしようとして横着した結果、ガス欠で数キロ押しましたからね…。
仕事が終わる時間にはガソスタも終わってる時間なんですよ。
それを見越しての勤務中のガソリン購入なのですが(笑

田沢湖ツーリング。
お盆は遊び倒しておりました、ミナヅキです。 仕事も繁忙期といえば繁忙期ですが、その分連休なんかもありまして、ツーリングを満喫するチャンスだったりします。 そんなシーズンの8月11日は山の日という祝日でした。 偶然にも非番なので朝早くから張り切って、秋田県は田沢湖までツーリングしてきました。

外観の拭き上げをしながら各部のチェックと注油を行い、メンテナンスおっけー。

防寒着の準備をして、タンクバッグの中身を揃えて持ち物の確認おっけー。

準備万端です。
地図も何度も確認をして行程の確認おっけー。

見積もり7時間程度、朝5時に出てお昼くらいですかね~。
道中何箇所か道の駅がありますが、道の駅とおのには必ず寄ろうと考えて計画をします。

北上市に住んでいたときに初めて道の駅とおのに行ったときの風景が忘れられなかったのですよね。

で、一通り支度が済んだことを確認したら早めに就寝。

当日。

起床。

起床も何も、実は2時半に目が覚めてしまって、それから寝なおそうと頑張ってはみたものの、夜明けが楽しみ過ぎて寝付けず、結局1時間経過。
OruxMapsで日の出時刻を確認すると3:30の表示。

これは6/28現在の数値。

窓に目をやるともう外が白んできている様子。
これはもう支度して出発するべきだ!と行動開始。

前の晩に準備を済ませておいたウェアを手早く着込んで、バイクの準備。

03:41

出発!

→八戸市内。

六ケ所村 倉内にて。04:15

ある程度着込んできたつもりではあったけれどやっぱり寒い!
気温10度で走行時の体感気温は0度程度ですからね…。

04:58

340号に乗る前に休憩と腹ごしらえ。

朝コーヒー辛子明太子おにぎり食べるマン。

で、少し移動して

国道340号終点 塩町交差点。05:17

340号の終点、塩町交差点で撮影。
早朝の八戸市内はガラガラで気持ちよいですね。

コンサートホール前を抜け、ゆりの木通りを横切って340号南下開始です。

→道の駅おりつめ。

朝日が差し込む山あいの道を進む心地よい道路です。
前にクルマが数台いたけれども、テンポよく進んだので特に気にならず進むことが出来ました。

岩手県突入!05:45

13℃。06:01

気づくと日が登って寒さが和らいでいました。
気持ちいい!

道の駅おりつめ到着!06:13

トイレ休憩をしてルートの確認をします。

これは砕石場で使われたりするダンプかな。
(アーティキュレートダンプというそうです。

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給油その1。

道の駅おりつめから九戸村を抜け、走行距離的にそろそろリザーブに切り替わる頃かなとそわそわしだすも、時間は朝の6時半過ぎ。
見えるガソリンスタンドはどこもまだひとけなし…。

葛巻町内を抜けるとその先は初めて走る道路です。

そのまま国境峠を抜け、下りきったところでリザーブに切り替え。
切り替えしたところがちょうど営業前のガソリンスタンドの前を通過しているタイミングだったのでまぁなんともかんとも…。

そのままそわそわしながら走っていたところにガソリンスタンド発見!
省エネの時代とはいえ、営業中のガソリンスタンドには何かしらの照明が欲しいところですよね。

6.92L

はいせん!

国道344号小本街道への分岐を直進すると突如狭窄路に突入します。

※キャプチャです。

この交差点を直進すると

※キャプチャです。

センターラインが消え突然の細さ。
これ、3ケタとはいえ、国道ですよ…?

で、そのまま進むと

※キャプチャです。

細いまま集落。

通行に気をつかいますが進んでいくと、集落を抜けたところで…

07:46

!!

ウホッ!いい遺構!

これどうみても線路ですよね…。
一旦通り過ぎて戻ってきたくらいなんですよ。

その先を見ると…

橋が

岩肌に向かって伸びてて

トンネルの手前が崩落!

なんだこの素晴らしい廃線っぷりは。
萌える、萌えひしがれる!!

すごい遺構だ…。なんだこれ。

思わず興奮するも、その先にも鉄道橋が340号の上を跨いでいる場所があったり、山肌に路盤らしき場所があったりとサービスされまくりです。

ところで、道路のほうはというと、路肩が崩れてもともと狭い道路が半車線になっていたり、そこにダンプがものすごい勢いで突っ込んできて、バイクでも退避に辟易するようなすばらしい酷道っぷりを見せつけてくれました。

なんだここ(何度目

廃線の正体。

※キャプチャです。

県道171号との分岐を左折してすぐのところ、川沿いのガードレールによっかかってたそがれているおじちゃんがいたので、バイクを停めて声をかけてみました。

おはようございます。いまずっと340走ってきたんですけど、なんか線路の跡ありましたよねぇ、あれ何線っていうんです?

「あれは小本線って言ってねぇ、この先にもまだあるんだけどねぇ」

なるほど、小本線か。
そういえば小本街道から分岐してきたもんな…。

おじちゃんと世間話を10分くらいして別れました。

酷道340号。

どこの林道だよ…。08:08

国道340号は走ってみるとところどころこのような砂利敷の区間が出てきます。
あ~、オフ車で良かった!(©ちえみ)

しかし、再度言いますが、3ケタとはいえども国道ですよ、ここ。

鉄道遺構をくぐったので、一枚。

で、その先を見てみると

遺構とつながるように改めて工事が行われている様子…。どゆこと?

※キャプチャです。

素晴らしい九十九折を数回登っていくと隧道が見え…

※キャプチャです。

なんか碑が建っている気がしたし

狭めぇええええええええ!!?

しかもストリートビューの画像だと明るく見えますが、トンネルの中央付近にはまったく照明がなく真っ暗な中を走る事に。
バイザーの下にサングラスをしていた事もあるのですが、出口の明かりだけを頼りに走っていると平衡感覚がフッと消えそうで、集中力を無くした瞬間に壁に引っ張られそうな錯覚を覚えました。
いやいや、恐ろしいトンネルだ…。

※キャプチャです。

こう。

で、隧道を抜けてから道なりに下っていくとようやく道は広くなっていきます。
この区間が国道340号中の最凶区間だということは間違いないようです。

ツーリングマップルにも「北上山地一番の険しい峠」と注記がされています。

お、駅遺構発見。08:38

どうやらバスの待合所に転化されているようです。
と、レールバイク。

岩泉線レールバイク体験 | 宮古旅手帳
宮古観光文化交流協会の公式ホームページです。観光スポット、三陸海の幸グルメ、イベント案内、おすすめコース、宮古市内交通情報をご紹介

バイクで走っていても目にとまるのが

※キャプチャです。

列車が通過するのを幻視しそうな高さの路盤跡。

で。

08:43

迂回路。

340号から若干逸れるけれども、崩落ならしゃーないですね。

→道の駅とおの。

茂市駅前の丁字路から左折し、国道106号重複区間を山田線と並走します。
川沿いの爽快感のあるルートは気持ち良いです。

106号重複区間から南へ曲がり、立丸峠を気持ちよくワインディング。
押角峠を走った後なので多少道幅が狭くても全然気になりません。

※キャプチャです。

こういう峠道のヘアピンもバイクならライン取りにかなり事由が利きますし、前走の車が窮屈そうに走ってるのを眺めていると余計に身軽さを痛感します。

そうして降りていくと徐々に遠野感あふれる光景が目に映るようになっていきます。

完全に遠野。

右折しそびれマン。

一旦340号から外れ、道の駅とおのへ。

トゥオーノ! 10:11

さすがに10時ともなるとクルマの台数が多いですね。
人気の道の駅の雰囲気です。

エネルギー補給として…

ごまミックス。280円

あいしゅ!
バイクの三大要素といえば「走る」「曲がる」「アイス」というアレです。

道の駅を出たところでバイクとスライドしたのでv(・∀・)yaeh!したった。
向こうはフルカウルなのもあってか、ペコっと。

→陸前高田市。

遠野市内の二車線を走っていて、ふっと目についた教習車。
インプレッサの教習車とか、あるんだなぁ…。

合宿免許の遠野ドライビング・スクール|通学コース|普通自動車免許

そういえば以前道の駅とおのへ来たときは、至45号の標識につられて左折した先がとんでもない険道だった事を思い出しました。
笛吹峠だったか…。

遠野から陸前高田へと至る国道340号は快適なイメージでした。
はて、特に困ったことがなかったような…。

11:18

陸前高田市突入!

陸前高田市に入ってからは道路沿いに「○○地区 仮設住宅」などの案内が出ており、これから被災した地区を見に行くんだなと実感が湧いてきました。

跨線橋からみた景色がとても印象強く残りました。

たくさんの嵩上げされた土地と、重機の数。
数え切れないほどの作業員と誘導員の数。
跨線橋から見えた景色は広いけれどもそれしか無かったんですよね。
砂埃で薄く霞む空気と、作業している音。
これが今まさに復興しようとしている街の風景そのものなんだな、と。

そこからほんの少し先へ進むと交差点が見えてきます。

慌ててバイクを路肩へ停め、エンジンを切り歩道へ押入れました。

国道340号線 起点。

11:39

左右が国道45号線で、ダンプが並んでいる方向が340号、今日ずっと走ってきた道です。
今日の最終目的地の交差点に立っているわけです。
何か強い達成感や満足感があったというわけではないですが、ちょっとした感慨深さはありました。
まぁそれよりもお昼前に到着できてよかったな、のほうが強かったかもしれません(笑

で、目の前には

(゚∀゚)キタコレ!!

ここを目指して来たわけではないですが、出向いた先で定休日を見掛けるともはや何かの呪いなのではないかと疑いたくなるほどでして…。

あ、でもしょうゆソフトはちょっと興味あるかもしれない…。くやしい。

それではバイクを押して、奇跡とやらを見に行ってみましょう。

奇跡の一本松。

奇跡。

奇跡とはなんでしょうね。
見た人にとって都合の良い偶然…なのかもしれませんが、偶然でもそれが希望となるのならば、それでいいのかもしれません。
人が歩みを進めるためには希望が必要ですから。

それを礎として、シンボルとして掲げたら、次は行動ですよね。

シンボルとしての一本松とコントラストを作るかのようなリアルな光景ですよね。
実際の作業の様子や従事している人たちにももっと目を向けても良いのかもしれません。

 

一本松へと至る歩行者用通路は工事用のフェンスに沿って歩くことになります。
ネットやマップなどのクチコミを見ると観光地のような扱いのように感じるかもしれませんが、あくまでも被災現場である事には間違いなく、また綺麗に整備された公園でもないということを物語っています。

フェンスの向こうに見えてきました。

一本松の正面にあるベンチに座って他の来訪者が、この地に訪れて、何を見ているか、何を撮影しているかを少し観察してみました。

すると、やはり整備された展示物や象徴的な一本松、またその背後の崩壊した建物にレンズを向ける人たちばかりでした。
フェンスのすぐ向こうに、松原の名残であろう木の根の痕跡がたくさん見えるのだけれども、案内もないので気づいていない様子でした。

ここには他にもたくさんの松が植えられていたはずなんですよね…。

ベンチから一本松を見上げていてふと気づいたものが一つ。

鳥の巣がある(笑

一本松のシンボル化や保存に対する賛否は様々あるわけですが、必要とする人がいるのなら必要な事なのかもしれません。
ただ保存事業は続ける事が大切ですからね。
日本はアーカイブ関係の取扱が下手ですからね…。

その地に訪れて、一本松を見て、何を感じて何を考えるかは人それぞれですからね。
足を運んで見る、それだけでもきっとなんらかの意味があるのかもしれません。

さて、帰ろうか。

しかしウェアを脱いできたとはいえ、歩いていると暑くて変に汗をかくような天気です。

(長くなったので2ページめへ)