ツーリングマップルとミナヅキの話。

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6月生まれのミナヅキです。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

昨日はツーリングマップル東北の実走調査担当ライダーの賀曽利隆氏が青森入りしていると聞いて、会いにいってまいりました。

ミナヅキにとっての「我が心の師」であります。

我が心の師。

きっかけは2016年台風10号災害。

以前もツーリング記事として書いた事がありましたが、改めて確認していきたいと思います。

平成28年台風第10号 - Wikipedia

気象庁が統計を取り始めて以来初めて東北地方の太平洋側に上陸した台風[1]となった。この非常に珍しい進路が特徴である。

つまり、それまでの岩手県は記録上台風の上陸を経験したことがない県でした。
それ故、豪雨による土砂崩れなども過去最悪なものとなり、河川の氾濫も同じく過去最悪なものとなりました。

9月24日 台風災害支援活動(岩泉町) : 弘前大学ボランティアセンター ブログ
皆さん、こんにちは!学生事務局3年の垣内雅仁です。ブログでの御挨拶が遅くなってしまいましたが、今年度から学生事務局の代表を務めさせていただいております。どうぞよろしくお願い致します。さて今回は、9月24日(土)に岩手県岩泉町において行いました、台風10号
豪雨災害と防災情報を研究するdisaster-i.net別館
自然災害科学研究者 静岡大学防災総合センター教授 牛山素行 による研究活動記録用ブログ

2016年9月4日。

ミナヅキは、これらの報道をどこか別世界のもののように捉えていたようで
「ツーリングに行く経路上、通過する事はあるけれども、自分には影響無いだろう。被災した人は大変だと思うけれども…」
というくらいの考えしか持っておらず、その日、9月4日は国道45号から国道455号を使って山を越え、盛岡市を目指そうとしていました。

9月4日 道の駅のだ にて

しかし、台風災害を軽くみていたミナヅキは徐々にその様子の異様さに気づくことになります。
路盤が落ちたり片側が土砂で埋まっている道路、灰色に濁った川、そして空を忙しく飛び回る自衛隊の輸送ヘリ。

龍泉洞の前には災害派遣されてきた自衛隊の集団や放送局の移動中継車が停まっており、なにより龍泉洞の駐車場も流木や土砂でひどい有様。

岩泉町内のガソリンスタンドに駆け込んで、スタッフに世間話がてらに
「道路状況どうなってるんですか?」
と訪ねたところ、西にも南にも行けない、道路がふさがっているとの返答。

道路の先へ目をやると、そこには慌ただしく行き交う警察や消防のグループの姿。

下調べ、というか報道に気を向けていなかった自分のミスだと諦めて帰路に着くことにしました。
県道7号を通って北上を開始します。

そして崩落箇所や作業箇所などで数度、誘導に従って迂回したところ、目に飛び込んできたのは1階を土石流に抜かれた家が立ち並ぶ安家川流域の元村の光景でした。

ゆっくりと、車列の中、前の車に続いて走ると、道路の両脇にはほうきやスコップを手に、半ば呆然とした表情のまま泥をすくい、砂埃を掃き出す人たちの姿が、否応なく視界に入ってきます。

被災した直後の、そのままの現場の光景なのです。
その光景にミナヅキは非常に動揺しました。
東日本大震災があったこと、ある意味では自分も当事者で、頭ではわかっていました。
しかし東日本大震災での被災は、その手前の野田地区の整備が進む土地などを見ていても、少しどこかで癒えつつある傷跡というような捉え方をしていました。

しかしここ、安家川元村の光景は傷跡どころか今まさに血を流している傷そのものでした。

その日見たことを写真として伝えるべきであろうという頭と、しかし外界からやってきて無神経に被災の様子を撮影出来るわけがないという心との葛藤が胸のうちにあり、その場に停車するべきかどうか迷いました。
しかし、ミナヅキはうつむいたままバイクの排気音を鳴らしながらその場を走り去ることしか出来ませんでした。

帰り道、道の駅はしかみで食べた遅めの昼食の温かさが妙に身に染みた記憶があります。

この日の出来事がその後しばらく心の中にわだかまりとして居座り続ける事となります。

言葉に出来ず、またこのブログの記事にも出来ず、吐き出せずにいました。

10月、ツーリングマップルを手に。

タンクバッグに入れるためのツーリングマップルをようやく購入し、そこでツーリングマップル東北担当の賀曽利隆氏を知ることとなります。
ツーリングマップルの付録の冊子には賀曽利氏の実走取材の様子が記録され、非常に笑顔の優しい、元気そうな方だとミナヅキは感じました。

どういった方なのか、興味が出たミナヅキはネットで検索してみました。
そこで見つけたのがこのコラムでした。

震災5年 特別インタビュー 東北を見つめて 前編
地図とガイドブックの昭文社のホームページです。マップル、ことりっぷなどの新刊情報、カーナビ、アプリ、キャンペーン、コラムなど。旅やおでかけをワクワク・便利にする情報をご紹介します。
http://www.mapple.co.jp/mapple/column02/supporters/since5k.html

9月に目の当たりにした岩泉地区安家地区の被災の様子を思い出し、そしてその時に抱えたわだかまりに賀曽利氏の言葉が救ってくれた気がしました。

ライダーだからこそ向き合える事がある。
ライダーだからこそ見届けられる事がある。

そう教えられたような気持ちでした。

このときからミナヅキは「冒険家 賀曽利隆」をライダーとして心の師と思うようになりました。

2016/10/14

岩手沿岸ツーリング。
ツーリングするには少し寒くなってきましたね、ミナヅキです。 先日、10月14日に今月最初のツーリングに行ってきました。 場所はツーリングマップルを眺めていてみつけた、今まで見落としていた岩手県の沿岸のルートを拾いながらの、岩泉町と安家地区です。 先月の頭に台風で被災した場所ですね。 なぜ岩泉かというと、私、その台風の直後の9月4日に岩泉地区から盛岡に抜けるようにルートを選定してツーリングをしていたんですね。

2017/03/19

春の岩手探訪ドライブ。
日中は日差しが暑くなってきましたね、ミナヅキです。 風はまだ強くて冷たいですが、クルマに乗っているとぽかぽかと暖かく、春だなぁと肩の力が抜けるような季節を満喫しております。 ということで、先日 「次の休みはどこにいこうか」 という話をしていた矢先に岩手県は岩泉町の龍泉洞が再開するというニュースを耳にしたので、ドライブをしてまいりました。 (記事カテゴリーがツーリング日記なのは編集の都合です…

2017/09/10

【宮城県突入】本州最東端探訪キャンプツーリング。
早いもので9月も半ばに差し掛かろうかとしています。 ミナヅキです、いかがお過ごしでしょうか。 今回は9月の10日から11日にかけて行ってきたキャンプツーリングの様子をお届けします。 モバイルバッテリーに振り回されて走行ログがボロボロだったり、最後の最後にちょっとした事件があったりとてんやわんやでしたが、それでもやっぱりキャンプツーリングは楽しいなぁというところに着地してしまったりするわけです。

岩手県沿岸はミナヅキの定番のツーリングルートとなりました。

賀曽利さんがやってくる!

前日。

徐々に北上してくる賀曽利さん。

気づいた!

当日。

起きたらしい(早い

気が早い。

途中で買い物を済ませつつ到着。

泊のファミマか平沼のファミマかなぁという予想だったり。

とかなんとかしながら。

賀曽利さんと、同行カメラマンの巣山さんが到着。
大きく手を振ってみたら笑顔で対応してくれました。

約9時20分すぎにお会いしてから、サインのツイートまで30分くらいありますが、その前後にもやりとりがあるので、実際には尻屋崎ビジターハウスでの談笑は30分以上でした。

取材で走っているので軽い挨拶とサインをいただけたらという程度のつもりだったのですが、思った以上にお話をさせていただけて本当に嬉しく思いました。

失礼である。

ツーリングマップルを見せたら
「いやいやありがたいですね!ありがたいですね!」と言ってもらえたり、またバイクをみるや「古いバイクが大切にされてるのを見ると嬉しくなるね!」と言っていただけたり、本当に緊張がほぐれるようでした。

また同行カメラマンの巣山さんもさすがプロと思わざるをえない方で、声掛けがお上手なんですよね。
賀曽利さんの元気な笑顔と相まってこちらも表情を崩して笑ってしまうのでフォロワのみなさんにはとてもよい笑顔だったと褒めていただけました。
照れくさいなぁ…。

談笑の後に、尻屋崎放牧場を2周して、ロケーションを探しながらの撮影をし、その間に霧が晴れたらいいですね、というような作戦での行動との事で、ミナヅキも同行させていただける事になりました。

あんまり撮っちゃいけないのかなぁと思いつつ遠巻きに数枚…。

前を走る賀曽利さんの後ろ姿を追いかけながら、とても嬉しい時間が過ごせました。

尻屋漁港を経由して、再び尻屋崎灯台の前についた頃にはなんとか灯台のてっぺんが見えるくらい晴れていました。
「我々の作戦勝ちだね!」
と満足そうに賀曽利さんと巣山さん。

ここで大体欲しかった写真が撮れたようだったので、これからむつ市内に降りて恐山経由で大間に向かうのだけれども、一緒に来ますか?と聞かれたのですが、すでに胸いっぱいだったのでお見送りさせていただく事にしました。

半ば夢見心地で、とてもエネルギーを消費したような気がしました。

帰路。

帰宅後。

ストリートビュー徒歩撮影に行ってみたらすごく大変だったという話。
こんにちは、今日もストリートビュー見てますか?ミナヅキです。 前回はGoogleからストリートビュー撮影用のカメラをレンタルし、試し撮りをしてきたというところまで記事にしました。 今回は、昨日(記事編集開始時点での昨日、日付的には4月12日)実際にGear360をヘルメットマウントに装着してストリートビューのデータがない尻屋崎放牧場の記録をしてきた際の記録を記事にしてみたいと思います。 風強かったなぁ…。


そのりくつはおかしい。

ということで。

思っていた以上に素敵な日になりました。
水無月生まれのミナヅキ、少し早い誕生日プレゼントを頂いたような気持ちです。
本当にありがとうございました。

賀曽利さん、無理せずご安全に走り続けてください。
巣山さん、お仕事の邪魔をしたかもしれません、でもプロの仕事の世界をほんの少しでも見ることが出来てとても嬉しかったです。

また機会がありましたら会いに行きたいと思います。

賀曽利さんサイト

カソリング

巣山サトルさんサイト

StillALive
Photographer Satoru Suyama on the Blog.