結局買いました、ポータブック。

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ポータブックしてますか?ミナヅキです。
前回、検討に検討を重ねて苦しんだ結果、次の日には注文していまして、記事が公開される頃にはすでに手元に届いていました。

ダメですね、病気ですねハッハッハッハ…。

ポータブックどうでしょう。
にわかガジェッターにニュースが飛び込んでまいりました、ミナヅキです。 ここ数日ツイッターあたりでGDP WINが届いたと話題になっていたりするのですが、その一方でポータブックが投げ売りだ!という記事やツイートが流れてきていました。 最近UMPCなどはまったくチェックしてなかったので調べてみると、おやおやおやおや?ちょっと気になるんじゃないかコイツ。 (VANGOOD)ポケットサイズWindows10ゲーミングPC GPD WIN 64GB Intel Atom X7-8700 Quad Core 5.5 Inch Windows10 GamePad Tablet posted with カエレバ GPD Amazonでチェック 価格.comでチェック  

記事公開翌日には「ポータブック」での検索流入が急に発生したので、その投げ売り価格とあいまって真贋極めたいという方も多いのだろうなという事がわかります。

まぁ実際に、私ミナヅキ、ガジェッターとしてのレビューをしてみたいと思います。

意外に普通。

ディスプレイが小さくてポインティングデバイスが使いづらくてストレージが小さいというだけです。
ネットをしてテキスト編集してYoutubeで動画を再生したりchromecastでキャストするぶんにはなーんの問題もないポータブルPCです。

電源を入れるまでは
「あちゃー買っちゃったなー絶対実用性なくてすぐに押入れ行き(もしくはLinuxインストール)だよなーw」
くらいに思っていたのですが、電源を入れてみたらふつーなんですよ。
なんか気になるようなプチフリとか無いですし、Windows10がサクサク動くくらいで驚くほどです。

この手のマイクロPCというかUMPCというかダメガジェットはマウスカーソルが引っ掛かってナンボというくらいの頭でいたので、そして実際にそういう製品が当たり前に市場に氾濫していたので、驚くほど普通なんですよ。
そういうダメガジェットばかりを好んで使ってきた人間の目からするとこのサイズ感でここまで普通に動いていて文字入力すら引っかかりがないという部分ですでに実用性十分なんですよね…

しかしまぁ、それは前提が違うからですよね、おそらく。
一般の、非ガジェットクラスタの方々からみたらやれ「CPUが貧弱」だとか「メモリが2GBしかない」だとか「ディスプレイが汚い」だとかAmazonのレビュー書いてあったりしますが、以前あったネットブックを思い出すと、ここまで普通に使えるくらいになったのかーというくらいなものです。

おそらくそこの感覚次第でこの端末への評価は真っ二つになりそうではあるなと感じました。

ネットブッブといえばEee

MicroSDは必須でしょう。

レビュー記事をあげている個人ブログあたりでは割とMicroSDカードとハーフサイズのアダプターを勧めていますが、推奨というか必須くらいのつもりで考えておいたほうがいいかもしれません。
というのは春先のリリースのあたりでのWindowsUpdateと秋口でのWindowsUpdateで必要ストレージ容量が随分と違うようです。
アップデートの作業用領域が必要になる分の空きが必要になるのでそのためにもMicroSDは用意しておく必要があります。

無きゃ無くても更新作業出来るのかもしれませんが、多くの場合においてMicroSDカードの用意があったほうが確実である、という意味でもあります。
自分の場合もファイルやアプリを入れる前に更新作業を済ませようとしていたのですが空き容量が足りないとおしかりを受けましたので…

13インチMacBook Pro用のもっと短いアダプターもありますが、ポータブックには短すぎます。

キーボードのギミックとかあんまり気にするほどじゃない。

今なんとなくポータブックで実際に記事の打ち込みをしているわけですが、キーボードが静かでいいですね。
打鍵感も快適な感じです。
実際のところ、キーボードの格納展開ギミックはファーストインプレッションこそ「おー」と思うものの、その仕組そのものが作業効率を左右するわけではないので実機を手にしてしまえば意識する部分ではないです。

まぁでもほぼフルサイズに近いキーボードでタイピングができるということの恩恵、作業効率の高さを評価するべきかなと感じます。

どうしても購入前の検討段階や、製品の特色というか特徴として記事のネタにしてしまう部分でもありますが、構造や機構そのものはいいんです。
経過や手段がどうであれ結果として大きなキーボードが使える、それで作業ができるという部分のほうが大切なのじゃないかなと。

まぁそこの話をすると、最初から10.1インチ程度のWindowsノートや2in1のWinタブレットを購入しておけば済む話ではあるのですが、ここでは可搬性と作業効率、タイピングの快適さの両立を重視するとポータブックという選択肢が出て来るということでしょう。

8インチ程度の筐体にキーボードを押し込めようとするとキーピッチキーサイズ共に死んだようなサイズになってしまいますからね。
この筐体、可搬性にこのキーボードのサイズが実現している、という観点でみたときに初めて機構が評価されるような気がしてきます。

ポインティングデバイスは必要最小限。

レビューとかを見ていても触れられまくってますが、この光学式マウスをひっくり返したようなポインティングデバイスは必要最小限でしょう。間違っても褒められた操作性とは言えません。
しかしそれはそれ、まったくついていないのでは操作に支障がありますからね。
ではどうするか。一般的な方であればBTマウスを検討するところかもしれませんが、その前にWindowsのショートカットキーを活用してみましょう。

ArcTouch高いのでエレコムが無難かも。

そもそもWindows以前のMS-DOSあたりの時代ではマウスはあくまでも入力補助装置で、いちいちドライバを読み込ませて使うようなものでした。
またすべてのUIはキーボードで操作する前提の設計になっており、それの作法や暗黙のルールのようなものは現代のWindowsなどにも実はひっそりと引き継がれています。

ポータブックを最大限に活用しよう、と考えた場合、この使いづらいポインティングデバイスと格闘するよりも、むしろそんなやつとはほどほどの付き合いにしてショートカットキーを覚えたほうが作業効率が高くなるというわけです。

副次的な効果として、WindowsPCを日常的に操作する人であれば会社のデスクトップPCなどでも同じショートカットキーを利用できます。
ちょっとした操作であればキーボードから手を離さなくていい分、作業効率の向上が図れるかもしれません。

とりあえずTabキーを覚えよう。

キーボードのショートカットはWinキーをフックにしたものが多いような印象ですが、マウス操作の代わりをキーボード操作で行おうとした場合にはフォーカスやカーソルの移動が必要になります。
とりあえずですね、みなさん「Tabキー」を覚えてください。逆方向がShift+Tabです。
これ、古(いにしえ)のフォーカス移動の方法なのですが、今のWindowsでも使えます。
普段あんまり意識をすることはないかもしれませんが、デスクトップのボタン要素などに薄いカーソルが表示されていたりします。
あれがTabキーでいろんな要素に移動していくので、Tabキーを覚えておけばスタートメニューもタスクバーもタスクトレイもプロパティの画面もだいたい操作できます。あとカーソルキー。
強いて言うなら最近のWindows8系からのフラットメニュー周りはちょっとキーボード操作への対応が悪いような気がします。

次はアプリケーションキー。

Tabキーで各要素へフォーカスを回せるようになったら、開くにはエンターでできます。
じゃぁ右クリックは?というと、そこで使っていない人は本当に使っていないアプリケーションキーの出番です。
例えばデスクトップのアイコンにフォーカスがある場合にアプリケーションキーを押すと右クリックメニューが出てきます。
タスクトレイやタスクバーの各ボタンでもアプリケーションキーが使えるので、プロパティやプログラム/アプリケーションの終了などをキーボードの操作だけで行なえます。

よく使うアプリケーションもショートカットキーで起動しよう。

201612051739
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例えば、このブラウザ(Sleipnir6)をキーボードショートカットだけで起動するようにするにはプロパティを開きます。

201612051740
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ショートカットキー(K)」というボックスの中にカーソルをあわせて、登録したいショートカットキーの組み合わせを実際に入力します。
今回はキーボード左下のCtrlShiftキーを左手でまとめて押さえながら、Sleipnirの頭文字のSを入力することによって起動するように設定します。

201612051742
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設定に成功すると押したキーの通りの組み合わせが表示されます。
他にAltキーやキーボード上部のファンクションキーも組み合わせて使えます。色々試してみましょう。

ちなみにこのプロパティの画面の括弧つきの文字もAltキーとの組み合わせでそれぞれの要素にカーソルがジャンプするようになっています。覚えるとTabキーを連打せずに済みます。

画面小さいんだし大体最大化ウィンドウで使うでしょ?

201612051743
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先程のプロパティの画面と同じく、そのすぐ下部に「実行時の大きさ(R)」というプルダウンメニューがあるので、基本的に最大化ウィンドウで使うようなアプリケーションはここで最大化を選択しておくと起動する都度、最大化の操作をしなくて良いようになります。
ちょっとしたことですが覚えておくとよいかもしれません。
(まぁウィンドウの最小化/最大化やサイドフリップはWinキー+矢印で行えたりもするんですが…

キーボードで操作出来るとちょっと玄人っぽい。

ざっと、キーボードで出来る操作、ある程度使いみちがある操作を幾つかかいつまんで解説してみましたが、他にも色々ショートカットキーは設定されているので、便利そうなものから覚えていってみてください。
エクスプローラー使う人ならWinキー+Eで起動するとか、検索は(Windows10からはコルタナさん担当ですが)Win+Sで呼び出せたりとかしますので。何か検索しようとするたびに「コルタナさん♡」とか呼びかけたりしなくていいんです。
まぁ「ヘイSiri!」って言いながらWin+S押してコルタナさん呼び出すと、知らない人を騙せるかもしれません(やめなさい

ショートカットキーを覚えておくとマウス操作でイライラする事を軽減出来ます。
是非覚えてみてください。

多分これがポータブックとの付き合い方の肝な気がします。

で、ミナヅキさんはどういう使い方してるんですか。

はい、えーと、ブログ記事の更新用に購入しました。
前回の記事でもちょっと書いたのですが、疑似マルチタスクのAndroidですと、アプリケーションの切り替えをするとブラウザのページをリロードして表示したりする事があるので、ちょっとWordPressと相性がよろしくないというか、落ち着いて編集出来ないのですよね。
なので、出先でもそこそこ記事の下書きが出来るように、InstantWordPressをポータブックの中に構築して、そこで記事の下書きと装飾を出来るように環境を作りました。

日本語IMEもgoogle日本語入力が使えますし、ブラウザもChrome使えるので、思ったよりは快適な環境を持ち運べるなぁという感想です。
あとTwitterクライアントとしてChromeAppのKuroTwiが使えますし、Tweenも使えます。
Tweenは当初から基本的な操作はキーボードだけでオペレーションできる設計になっているのでポータブック向きな感じでもあります。

あと何入れたかな。
Dropboxユーザなのでブログ記事用の素材が入っているフォルダだけを同期するようにしました。
そんなもんですかね。
Chrome入ってればYoutubeの動画も居間のテレビに飛ばせますし、これくらい使途が決まってて、それに対応出来るという点では不満がないなぁという感じです。
ビデオチャットするわけでもないですし。
ブログ更新とTwitterが出来れば満足な感じです。

意外とAndroid端末だとpdf開いたりするのに苦労したりするのですが、やっぱりそこはWindowsなのでポータブックのほうが優秀だなとも感じます。
Androidなんかですと、PCサイト開くためにブラウザのUA切り替えしたり、GoogleのPCサイト経由してアクセスしなくちゃいけなかったりで意外と不便な事もあるんですよね。
その辺を考えるとやっぱり小さくてもWindowsPCって便利だよなぁという感想が出てくるのがこのポータブックという端末です。

最近はすっかり10インチのタブレットPCがこのクラスの市場を席巻しているようなところがありまして、このサイズのノートPCってほとんどラインナップとして残っていないのですが、まだまだ需要はあると思うんですよね。
当初の設定価格がべらぼうに高くて興味ある人がいてもなかなか手が出ないという状況でしたが、この秋の価格改訂で2万円になって、意外と好評だというところでして、特に出張が多いサラリーマンやビジネスマンあたりに評判なようです。
やはり事務用品というか、その層にリーチするような企画や実装がなされているのだなという印象でした。

そう考えると、割り切った設計やスペックは最適な選択であるし、企画力や分析力は評価されるべきなのではないかとすら感じます。

まぁあくまでも、出張用のサブマシンとして便利ですよねという程度の話ですけれどもね。
10インチのキーボード付きタブレット持ち歩こうとするとA4サイズとはいえ、やっぱりカバン選びますからねぇ。
意外に8インチ程度でいいよっていう人、結構いたんじゃないかと思います。
結局、そういうニッチ層向けの端末なんですよね。
カバンに余裕がある人は、10インチ前後の2in1PCを買っていたほうが幸せかもしれません。

ノートパソコン、安くなりましたよね。

2万でネットするのに困らないノートPCが買えるようになったんだなぁと思うと、ちょっと感動的じゃありませんか?
とっても古い考古学的な話をすると、NECのノートPC、98NOTEシリーズの初カラー液晶モデルがベースモデルで598,000円だったという話を記憶しています。

98nc1
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1枚500,000円とも噂されたTFTカラー液晶ディスプレイを搭載した、世界初のカラーノートパソコン。デスクトップ同等の性能、見やすい画面とその低価格とで話題になった。
PC-9801 NCとは – NECパソコン一覧 Weblio辞書

CPU ● i386SX 20MHz
メモリ ● 2.6MByte
FD ● 3.5インチ×1(1MB/ドライブ)
HD ● 40MByte(NC40)
その他 ● 640×400ドットTFTカラー液晶ディスプレイ、 拡張RAMとして使用可能なRAMディスク(1.25MByte)
価格 ● 598,000円(NC)/
738,000円(NC40)

ちなみにNシリーズはノートPCのNで、Cがカラー液晶という意味だったと記憶しています。
NC40の40は40MBのHDDを内蔵しているモデルです。
HDD40MB内蔵で15万円アップか。強気だな!
(ストレージの価格が違いますからね…本当に考古学的なネタだ

結論として。

オモチャというかガジェッター的にいつも通りのダメな買い物と思いきや、意外と実用性があるために、そっち系の人にはむしろ燃える部分がなくつまらない端末かもしれません。
だって何もしなくても普通に動きますからねぇ。

上にも書いたとおり、出張先でブラウザやメーラーを使う人にはオススメしてもいいかもしれません。
ホビーというよりは実用端末です。
使い方が決まっている方、メインのPCやガジェットが他にある方なら大丈夫でしょう。
安いからといってこれ1台買ってメインPCとして使おうと考えている人は辞めたほうがいいですけれども。

記事冒頭で書いたとおり、ポータブック関係の記事への検索流入の多さを見る感じでは購入を検討している方がそこそこ多いように見えます。
この記事がなんらかのヒントや助けになればと思います。

まぁ他のサイトもちゃんと読んで下さいね(笑
多分そっちのほうが親切であろうと思います。

Surfaceもいいんだけど高いんだよなぁ…
タッチカバー意外と好きなんですけどね。ガジェットっぽくてw