【Googleストリートビューカメラ貸し出しプログラム】を利用してみてのまとめ記事。

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青森県内は曇り模様でスタートした6月、いかがお過ごしでしょうかミナヅキです。

当サイト内で申し込みから実際の使用感、成果報告などを随時更新してきた「Googleストリートビューカメラ貸し出しプログラム」でしたがカメラを返却し終わってみての感想をまとめてみたいと思います。

非常に面白い体験ができました。

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ストリートビューのレンタルカメラが届いたので試し撮りをしてきたという記事。
こんにちは、すっかり小春日和ですね、ミナヅキです。 今日は前回お届けした「ストリートビューカメラのレンタル申し込みをしたんだけど」という記事の続きになります。 正直なところ、申込みが通るかどうかという確証がまったくなかったのですが、意外とあっさりと貸し出していただけたようなので、その期待に応えられるように撮影と記事書きを頑張りたいところです。(所信表明
ストリートビュー徒歩撮影に行ってみたらすごく大変だったという話。
こんにちは、今日もストリートビュー見てますか?ミナヅキです。 前回はGoogleからストリートビュー撮影用のカメラをレンタルし、試し撮りをしてきたというところまで記事にしました。 今回は、昨日(記事編集開始時点での昨日、日付的には4月12日)実際にGear360をヘルメットマウントに装着してストリートビューのデータがない尻屋崎放牧場の記録をしてきた際の記録を記事にしてみたいと思います。 風強かったなぁ…。
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【ストリートビュー撮影日記】青森県道179号泊陸奥横浜停車場線。
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サイト内では記事を5つ書いてみましたが、記事に起こしていない撮影も数か所あります。

全体を通しての感想。

まず、一連の貸出プログラムを運営している「ストリートビュー カメラ貸し出しプログラムチーム」の対応の迅速さやそれらを通して透けて見える「Google」という組織のスマートさをジブンゴトとして体験出来たのが最も面白いように感じました。

ミナヅキはGoogleという組織とはGoogleMapのローカルガイドという立ち位置が最も強いわけですが、それでも基本的には誰でも参加できるプログラムであり、一般ユーザと大差ありません。
そんな特に変わった権限があるわけでもない立場から利用する事が出来たこの「Googleストリートビューカメラ貸し出しプログラム」は相当にオープンなプロジェクトだと思えるわけです。

実際には申し込みの際にはあれこれと申請項目や記入するフォームが多いですが、ある程度筋立てて書かれており、かつ大なり小なり有効的な活用が見込める内容であれば案外すんなりと通る申請なのではないかと感じました。

貸し出された機材はサムスンのGalaxy Gear360でしたが、アイディアと運用次第で十分に要件を満たす事が可能な機材でした。
当初、野外での撮影は3m5歩程度を想定していましたが、実際には画像地点同士がかなり離れていても隣接する画像として紐付ける事ができるので、公園の遊歩道などは屈折点や分岐点などの要所要所での撮影を行えばある程度はストリートビュー画像としての体裁は保てるように感じました。

8秒間隔の自動撮影ではOSとアプリの相性が良くないのか、数枚ごとにストリートビューアプリが落ちてホーム画面に戻っているという歯がゆい思いをしましたが、今後の改善に期待したいところだと感じました。

公園などでの撮影であればそれほど大きなトラブルは顕在化しませんでしたが、数km以上の経路の撮影となるとアプリを稼働させているスマートフォン側のバッテリーの残量が撮影範囲の上限を決めるような印象でした。
モバイルバッテリーや予備の端末の準備が必要になります。

ミナヅキが使用しているiPhoneSEですと、ほぼ満充電からストリートビューアプリでの8秒間隔自動撮影で記録していくと6km~9km程度で端末のバッテリーを使い切りました。
時間にして3時間程度でした。
電源的な、または端末的なバックアップが無ければ撮影はそこで終了になります。

まぁこういった数kmに及ぶ経路撮影系の利用でなければそこまで心配する必要は無いとは思いますが。

カメラをレンタルした人がどのような撮影範囲、撮影方法を採るかはその人次第ですが、おおよそ3種類くらいに分類出来るのではないかと感じます。
以下に挙げるのは、ミナヅキがなんとなく呼び名を付けてみた撮影方法です。

1.スポット撮影

施設入り口や全景、敷地を見渡す程度のピンポイントでの撮影方法です。
ドライブや買い物、デートや仕事の合間でも機材があれば気軽に行える撮影方法でしょう。

最も短時間かつイージーな方法でストリートビューカメラレンタルプログラムでカメラを手にした人であれば誰でも試す事が出来るはずです。

枚数も少ないので撮影後のぼかし処理や隣接画像との接続処理にも時間や手間を取られる事もないでしょう。

2.エリア撮影

公園や遊歩道などの結節点や分岐点など、ストリートビューにて施設内および敷地内を経路に沿ってある程度歩き回る事が出来る事を目的とした撮影方法です。

当然敷地が広くなったり遊歩道が網目上に広がっている場合には撮影枚数も多くなり、撮影時間も必要になってきます。
また撮影枚数に応じてぼかし処理や隣接画像との接続処理の手間や時間も増えてきます。

しかしながら、撮影者の体力的時間的負担の調整が行いやすく、またストリートビューとして閲覧した場合の情報量もそこそこ期待出来るのでバランスに優れた撮影方法かと感じました。

掲載される情報量を増やしたい場合には分岐と分岐の間の直線での撮影枚数を増やすことにより対応する事が出来るので情報の密度は撮影した画像の密度そのものと言えるでしょう。

3.ルート撮影

ミナヅキが最も行いたかった撮影であり、今回挙げた撮影方法のうち最も撮影者の負担が大きいものになります。

ストリートビューアプリの自動撮影をONにして経路に沿ってひたすら歩く方法になります。
記録される枚数も200枚や400枚という規模になり、距離によっては往復3時間や5時間などの時間を要する撮影になるので相応の準備や空き時間の確保が必要となってきます。

基本的にこの撮影方法はGoogleのストリートビューカーが立ち入っていない場所などの撮影がメインになるので、多くの場合は林道や未舗装路の県道など普通の乗用車などでの往来の難しいところでの撮影が主になってくるはずです。

撮影難度やその手間に対して、ほとんどの場合には似たような景色の画像が連続し、あまりニーズが無いようなケースが多いのではないかと感じる画像も多く記録されるように感じます。
しかしながら、山中の鳥居や林道の分岐点など、本当に細やかなニーズに対しての唯一の情報となる可能性もありますのである意味では最も貢献出来る撮影方法と言えるかもしれません。

(Ingressのエージェントとか、山の中にポータル作ろうとするからこういう情報って重宝されるのよね…w

アプリの使い勝手。

iOS版に限った部分でしか述べられないので先に断って置きたく思います。

上でも書いたのですが自動撮影中にアプリが落ちるというのが作業を増やしていた事は明らかでした。
それによって立ち止まってカメラを接続しなおしたり、どこまで撮影されているかを確認したりという作業が発生するのでルート撮影の最中などでは意外とタイムロスの原因となっていました。

また閲覧のみのユーザと投稿を行うユーザとの画面遷移がシームレスというか、あまり大きく区別されていないのは狙っての事かと思うのですが、そういったGoogle側の感覚を理解していないと「自分が開いている画面は閲覧者の画面なのか投稿者の画面なのか」という脳内処理がワンステップ発生するように感じました。
慣れれば問題ないんですけれどもね。

ここに意識するような区別が無いと「どの画像が公開されていてどの画像が非公開状態なのか」というある種の安心感に薄いように感じるのですよね。
閲覧者用の機能は「場に出ているカードを確認する」感じで、投稿者用機能は「手の内のカードを確認する」といえばいいのでしょうか。

またストリートビューの画像として歩き回る事が出来るようにするための、隣接する画像の結合の処理はスマートフォンのストリートビューアプリからのみの編集しか選択肢が無く、さすがに撮影した枚数分をズームして選択して位置修正して…というのは骨が折れます。
おそらく認定フォトグラファーのみなさんもPCから処理出来るようになることを願っている機能だと思います。
(以前はマップメーカーという機能でリリースされていたようですが、今は権利が付与されている一部のアカウントでしか使えないようになっているようです。詳細は省きます。)

これ、PCから作業出来たらもっと作業効率いいんですけどね。
ある意味では6時間歩いてくるよりもこっちの単純作業のほうがしんどいかもしれません。

成果報告まとめ。

1.尻屋崎灯台 放牧場。

2.大間町 シーサイドキャトルパーク

3.青森県道179号泊陸奥横浜停車場線

4.むつ市総合運動公園 野球場周辺

5.むつ市 早掛沼公園

6.野辺地町 愛宕公園

番外編。

この二つの動画はストリートビューと直接関係ありませんが、Galaxy Gear360が手元にあったから撮影出来た動画といえます。
私的利用ですねゲフンゲフン。

とまぁ当初の計画と違う場所も多いのですが、公開した画像の合計枚数は991枚となっています。
半分以上は尻屋崎と県道179号のものなんですけれどもね。
もう少しレンタル期間が長ければ水源池公園や芦野公園なども撮影したかったところですが…。

返却。

期限が近づくと案内のメールが届きます。

条件をクリアしていれば45日間の延長を申請出来るようですが、今回は見送りました。
というのも、ミナヅキがこの貸出期間を終えるまでの間にツーリングのために出歩く事を選んだのですよね。
あまり義務感を背負いすぎるのもよくないなと思い、当初の規定の期間で返却することにしました。

特に故障やトラブル、欠品や紛失もなく、おおよそ7週間ほどのレンタルでしたが無事返却出来ました。

ストリートビューの撮影と関係なく、なかなか面白いオモチャだったともいえます。
丸っこくて愛嬌のあるカメラでしたが、同居人に
「Googleのカメラ、返却してきたよ」
と伝えたところ
「えーなんか寂しいなぁ」
というコメントが帰ってきました。
なんだかんだ言いつつも愛嬌あるアイテムには愛着や情が芽生えたりするって事でしょうね。

「Googleの関係者になったみたいな感じで面白かったのに」
とも言ってました。これはわかります(笑
(※規約ではGoogleの職員や請負業者などと名乗っては行けない事とされているので実際にGoogleの名を借りるような行為はイケマセン…借りているのは機材だけです。

まとめ。

個人レベルでも機材の貸出を受けることができ、また諸々の規約やプライバシーに気をつけて撮影が出来るのであれば山の中から公園、賑わいを見せる繁華街など自分がみた風景や景色、伝えたい光景をそのままストリートビュー上に公開する事が出来ます。
2次元的な平面の画像ではなく、360度すべての角度の画像として、また奥や手前などの立ち位置的な情報も含めて共有する事が出来ます。

委託可能な認定フォトグラファーという制度が示すとおり、インドアビューなどが持つ情報量の多さは従来の1枚ものの画像と比べると比較にならないほどであり、商業施設や飲食店の来客数を底上げするきっかけになるほどのものともされています。

Google Street View – Hire a Trusted Pro to Boost Your Visibility
イメージどおりのレストランやカフェ、ホテルを見つけるのは、たいてい一苦労です。そこで役立つのが高品質なバーチャル ツアーです。ユーザーは実際に利用する前に中の様子を把握できるので、安心して決めることができます。

人間は視覚的な動物であり、画像による情報に対してとても依存しています。
百聞は一見に如かずの言葉どおり、どれだけ委細な言葉による表現よりもたった1枚の画像が全てを物語る場合も数多くあります。

自分が見た景色や感じた光を、オススメの景色をみんなに見て欲しい

そういう気持ちが少しでもあるならば、この「Googleストリートビューカメラ貸し出しプログラム」の利用を検討してみるのもいいんじゃないかと思います。

貴方だけが知っている場所をシェアしてください。

Google Street View – Create Street View in a Snap
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