趣味の説明って難しいですよね、というお話。

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もうすぐ3月、バイクの季節が待ち遠しいミナヅキです。
3月といったらもう春じゃないですか、雪とかもういいのでサクッと溶けて暖かくなってくれてもいい頃です。

さて、このブログをぺろぺろっと見ていただくとわかる通り、ミナヅキはバイクに乗ります。
小さいやつですが、隣県目指して朝は日が登る時間から夜は日付が変わるような時間までツーリングをしていたりします。

平たくいうと【趣味】というものなのですが、そんな趣味というものに関してこういう話題が出ておりました。

ご趣味は?

「ご趣味は?」というフレーズ、ドラマや映画なんかの作品でお見合いのシーンとかで聞くようなテンプレートのような言葉ではありますが、これって「多くの人が普遍的に何かしらの趣味を持っているであろう」という前提がどこかにあるようですよね。

あと自分から趣味を聞いてくる人は「いや実は最近こういうのを始めてさ~」という、自分の趣味の話に持ち込みたい人だったりとかもして…会話ってめんどくせーですね。

相手の事を知ろうとした場合、また会話の糸口をつかもうとした場合に有効に働く定番フレーズではありますが、TPOを見誤るとちょっとお互いに不幸な感じになるフレーズといえるかもしれません。

先日ツイッターで見掛けたこの一連のツイートも、相手との距離感や関係性によって、返答の内容の深さや広さが変わってくるだろうなという事ですよね。
ツイート中でも示されていますが「職場で」というのが一つのポイントで、業務に関連性の薄い私的な会話の中でのフレーズであろうという予想が出来るわけです。

そりゃぁ当然、同じ仕事場のメンバーとしてお互いの事を知るというのは相手の性格や生活をはかる材料となるわけでもありますが、それが積極的に必要ではないような事もあります。
食べものの好みが仕事にさして影響を与えないように。
(それが影響する職場がないというわけではないでしょうけれども…

趣味って色々ですからね。

単純に趣味と一口に言っても、世の中のありとあらゆる事象や対象が趣味となる可能性を秘めているので、多くの場合は理解できないものであると思ったほうがいいかもしれません。
株や投資が趣味という人もいれば、競馬や競輪が趣味という人もいるでしょうし、調味料の原材料名の欄を読むのが趣味という人もいるでしょう。
サラダチキンの食べ比べをしてブログの記事にするのが趣味という奇特な方もいるかもしれません。

あと、なんだろう、アリの巣を掘り返して熱々のお茶を注ぐのが趣味という人もいるかもしれませんし、気になるあの人を追い回すのが趣味という人もいるかもしれません。
まぁストーカーって言って法的に罰せられるんですけどね、それ。

安易に聞きやすい、話題にしやすい項目の割には聞いても理解出来ない事が多いのが趣味という話題だったりするのかもしれません。
もうこの時点で面倒くさそうな香りが漂ってきます。

ミナヅキの趣味といえば。

趣味というのは結構案外簡単に移り変わったりするものですが、ここ数年のミナヅキを構成している趣味は導入でも記した通り、バイクです。

バイクが趣味といっても裾野は広く、細分化する事も出来ますが、とりあえず趣味を聞かれたときにバイクかドライブかと答えておくとおおよその場合は相手は納得してくれます。

これに対して、DTM、デスクトップミュージックですね。
音楽を作るのが趣味ですというと、結構質問攻めに遭ったりします。
ジャンルの話も沼ですし、面白いかどうかと聞かれるのもちょっと沼な感じがします。
中には「え、プロ目指してるの?それで食っていこうとしてるの?」と聞かれた事もありますが、それは趣味という枠から大きく逸れているのではないかと…。

要するに、どんな趣味をやっているか、イメージを明確に出来るか、簡単に想像出来るかという部分で会話が面倒になるか簡単に済ませられるかが変わってくるように感じられます。

趣味なんて大体ディープでしょう。

説明が難しい趣味、説明が面倒な趣味というのが上で取り上げたツイートで書かれていましたが、よほど似たような系統の趣味を嗜んでいる人でもなければどんな趣味であっても説明に困るものです。

多くの趣味はその道が先人たちの手によってディープかつ細分化されていたりする事がほとんどなので、どこから説明していいものかが難しかったりするものです。
概要くらいWikipediaで引いて、見て、知って!と思わなくもないのですが、さすがに会話の場で「ググレカス」とはいえないでしょう。

そしてその趣味というものは、興味が無い人からしてみれば大体の場合は滑稽な話に聞こえてしまったりするものです。

おじさんの趣味をまとめた『おじさんの進化図』が話題!蕎麦打ちおじさん、自転車おじさん、バイクおじさんからハーレージジイへ…
いろんなおじさん図鑑

おじさんだからどの趣味おじさん見ても面白そうに見える…

ここでお互いに
「いまいちティンとこないな」
「あ、ティンとこない感じだな?」
と思ったら、それ以上掘るのを辞めておいたほうがお互いの幸福のためというというものなのかもしれません。
ここで話題の転換を行えるのもコミュニケーション術、会話スキルの一つですからね。

聞かれた趣味に対して多くを語らないようであれば、その質問は所為地雷であり、その地雷原に踏み込んではいけないという事を意味します。
逆に聞かれたほうは相手のリアクションをみて会話の舳先を考えるスキルを要します。

単純に言ってしまえば、普段おもむろに行っている言葉での通信というものは、実はとんでもなく高度な通信手段なんですよね…
暗号化復号化がめんどくさい通信手段(言葉による通信・会話)で未知の単語のやりとり(知らんジャンルの会話・趣味の質問)を行うという事が容易でない事に人類はそろそろ気づくべきです!(大げさ

相手が話している事を理解しているという思い込みこそが傲慢なのですヨ…

Not「ご趣味は?」

上記のことから趣味に関する会話というものは非常にデリケートなジャンルの話題であり、ある種相手の「好きなプレイ」を聞いているようなモノかもしれません。
なにせ趣味というものはそれを行う本人にとってポジティブなベクトルにある事が基本であり、故に継続出来ているという部分も考えられますし、なにより楽しいという要素が重要です。

つまり趣味に没頭する時間は快楽の時間であるべきであり
つまり相手の趣味が何かを聞き出すという事は相手の快楽が何かを聞き出すということである

と見てもいいくらいなのかもしれません。
まぁ趣味も好きなプレイも歳追うごとに移ろいゆくという点では同じかもしれませんが…(話がずれてるぞ

なのでよほど会話スキルに長けているという自信をお持ちでなければ

「職場で」
「それほど仲が良いというわけでもない」
「職場の人間に」
「仕事の合間に」

趣味の質問をしてはならないという事になります。
いや、だって、上にも書いたように趣味の会話って基本的には業務に関係無いことのほうが多いですし、二言三言で解説出来るようなものじゃない事が多かったりしますし、聞いた方も聞かれたほうもその場で収束させられるたぐいのジャンルじゃないんですよ。

それでも趣味の質問がしたい!

どういう欲求だ…w

趣味に関する会話って、上に挙げた条件に照らし合わせて考えると

「プライベートで」
「そこそこ相手と仲が良い距離で」
「友達親友に」
「時間に余裕があるときに」

するような感じになるのではないかなぁという想像をしました。
多少会話の上で失礼だとかデリカシーに欠けたリアクションが採れるくらいの間柄で、時間に余裕があるときに、お互いに好き嫌いをある程度把握したくらいじゃなければ趣味の会話って難しいと思うんですよ。

なにせ世の中には結婚して夫婦になる間柄で朝から晩まで寝ても起きても顔を見るような関係や距離感であっても、相手の趣味だけは理解できないという人たちも存在します。

「嫁に大切なものを勝手に捨てられた」系の話は嫁じゃなく夫婦関係に問題がある?
まとめました。 更新日:1月10日15時46分

個人的には相手の趣味が理解できないような関係のまま結婚に至るとかいう状態もなかなか理解できないのですがね…。
隠してたとか隠されてたとか、色々事情はあるのでしょうけれども。

いずれにしても、夫婦間でもトラブルの原因になりやすい趣味の話題、職場の人間が会話のつなぎで簡単に出来るものではないと考えてもいいのではないでしょうか。

趣味の話題はネットでしよう。

「ネットでしよう」といいますか、インターネットの普及を支えたのはホビーなんですよね。
個人が発信出来る内容って実はそんなに多くないわけです。
基本的にSNSを見てもブログを見ても基本的には趣味の話題を持ち寄る事になります。

そりゃハウツーだとか面白い画像を集めたような発信点、アカウントやサイトもありますが、そこには個人性、人格やパーソナリティは必要ないんですよね。
今でこそ珍しくはないように見えますが、ネットの大海に漕ぎ出した個人が行う発信の、その基点はパーソナリティに依るものであることがほとんどだと思います。

ネットのベースがこのように趣味的である以上、多少偏った趣味の人でもなぜか仲間が見つかったりします。

これなんかものすごい発見や研究成果のような扱いのように見えますが、上で挙げた
「蟻の巣を掘り返すのってたーのしー!」
を突き詰めた結果にしか過ぎません。
趣味の延長です。

【動画】これがアリの巣の真の姿! アルミニウムを流してとった「巣の型」がスゴイ!
自然の作り出すものは、人間の想像もつかないほど豊かな表情を持っている。色・形・大きさ、どれをとっても二つと同じものはなく、それぞれが個性的な存在だ。アリの巣は …

現代の人付き合い方として、職場の人間と趣味の知り合いは別のレイヤーに分けた方が合理的であるとする人が増えているように見受けられます。
当然ミナヅキも、基本的にはこのスタンスです。

職場にバイクで通勤していたら、昔乗っていたという人が「俺も乗りたくなってきた」と感化されてリターンしましたが…
あとうちのお向かいさんもバイク弄ってるミナヅキをみてリターンしましたw
「楽しそうにバイクに乗っている」と姿を見てリターンさせられたなら趣味人としては光栄な話ですよねぇ。

ネット、特にSNSの空間のほうが、現実での人付き合いでの会話よりずっとずっと趣味の話をしやすいです。
まぁこれはSNSが相手の時間に縛られない空間で、相手に即時性と同期性を相手に要求しないからという部分も深く関わってきそうですが。

まとめ。

ここまで思いつくように「趣味とかあるの~?」みたいな質問の罪深さを書いてきました。

基本的には会話のつなぎとして後先考えずに発する言葉ではないだろうな、というのがミナヅキの感じた印象です。
その質問の意図がわからなければ、返事の精度や深度などの程度も難しくなるからです。

何か時間を持て余していて、長々と聞き役に徹する事が出来るのであれば、ちゃんと真面目に相手の趣味トークを聞きながら自分の生活のヒントにしよう なぁんてスタンスでもなければ、お互いに微妙な空気や苦い時間を味わいだけになりそうです。

そういった事を回避するために「電気代もったい無いから全部消して天井を見つめてる」という言葉が出てくるケースも発生するのであろうというお話でした。

まぁ、もう少し無難な、突っ込まれないようなカバーストーリーを用意して置くとかすれば、ネタにもならないありきたりな会話に着地していたのではないかという気もしますが、そういった気遣いや用意もなく相手されたという事は、もしかしたらその程度の雑な対応をされるような関係性や距離感だという事なのかもしれません。

いやはや、会話とは言葉を発する前から始まっているみたいですね。

記事を書くにあたって「趣味」で検索してみると、単純に「趣味」でヒットするものがノイズに埋もれてしまうんですよね。
そのノイズというのが、付加価値というか
「0円から始める趣味」だとか
「モテる趣味」だとか
「儲かる趣味」だとか
どうしても単純に楽しめもうという雰囲気じゃなく、どうせやるなら何か得する事をやろう というような雰囲気が充満しているんですよね。

もうその時点で趣味を楽しもうという芯の部分からぶれているような気が、ミナヅキはしました。
趣味で実益が成立している人が居ないとはいいませんが、どちらかというと出費がかさんでこその趣味、むしろ趣味のための出費なら痛かったり痒かったりするけど我慢しないもんねー!みたいなほうが趣味人っぽいなと思います。
当然ミナヅキは後者です。経済回してます、ちびちびと。

もー、趣味くらい好きに楽しんで「好きだからやってんだよ文句あっか」くらい堂々とやってくださいよ…w