近所で藪行などをしたみた話。

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晴れた日は山登り、ミナヅキです。
ツーリングに行ったり山に行ったりと自称引きこもりの割にはアウトドア派のようになっていますがいずれにしても基本的に単独行なので咳をしても一人。

前回のハイキングでは山頂で調理して昼寝してと好き放題やってきましたが、逆に軽量装備だとどのくらい自由になるのか興味が出てきてザックを購入してみました。

で、手近なところでテストしてみようと思ったわけですが…。

軽量バックパック。

最近ウルトラライトウルトラライトとこのブログでも取り上げていますが、それにかぶれているわけではなくてですね…。
ただ、日帰りのハイキング程度だったら行動食と水分背負ってサクッと登ってサクッと降りてこれればいいんだよな、と思ったわけです。

先日吹越烏帽子ですれ違ったおばちゃんハイカー二人組も小さな婦人モノのリュックでしたし。

で、Amazonをあさっていたら見つけたのがコレ。

登山用というよりはロードバイク用自転車用ですが、一応ハイキング用途にも使えるようです。
本当はガスストーブやクッカーも持っていきたいかなと思うとこっちの6Lのほうが良かったのですが、8月くらいまで入荷待ちだそうで。

いずれにしてもそんなに高価なものでもない、いやむしろ国産でみると安いくらいなものなので在庫がある2Lのものを購入してみました。

あとハイドレーションパックと。

ハイドレーションはとりあえず1L。
いつも500mlペットボトル2本を持って行ってたので1Lを注文しました。

この時点でまだ届いてないんですけれども…。

八郎烏帽子。

前回登ったのは東北百名山に数えられる吹越烏帽子でしたが、自宅近所にも八郎烏帽子という烏帽子を関する低山があります。

検索してみるとこの辺とかの記事が出てきます。

下北半島92山+
1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。
下北半島の山々
青森県の山ガイドのサイトです

ということでどうやっても登山道がなく藪漕ぎ不可避のような山で、しかも展望がないというある種の苦行のような想定しか出来ない山ですが、GoogleMapに名前が載っている以上はストリートビュー画像の登録も出来るんですよね…。

で、国土地理院の地形図を見ると、道の駅の裏手から道路がついていて点線道が記されています。

まぁでも点線道ってアテにならないので途中から藪なんだろうなとは思うのですが…。
で尾根筋に出てしまえば歩きやすいだろうかなと踏んだわけです。
道中みると△368.4のピークの東側にも電線があるので、電線あるところには管理道アリと踏んでいざとなったらエスケープルートに使えるなと考えたわけです。

電線管理道。

入山。

時間は12時前。
車を道の駅に置き支度をして徒歩向かいます。

ちなみに持ち物は
・500mlペットボトルの水
・500mlペットボトルの炭酸水
南部せんべいみたいな平焼きあんぱん(ローソン)
・プロテインゼリードリンク
・カロリーメイト
・ポケッタブルパーカー

・熊鈴2組
・トレッキングポール

・デジカメ
・携帯
・GPSログ用スマホ

しばらく舗装路。

ヘビが横断しています。

(´-`).。oO(警戒色…)

ヤマカガシの見分け方は?他のヘビと写真や画像で徹底比較
日本の毒ヘビというとマムシというイメージですが、本土にいる毒ヘビにはヤマカガシというものもいます! ヤマカガシ…

蜂の巣かな…。

Y字分岐で橋が見えたら作業道への入り口です。

作業道ということで車両が通行出来るだけのしっかりとした路面が確保されているのでまだまだ安心です。

気持ち良い天気になりました。

鉄塔が見えます。
ここから少し進むと車両展開場所でピストンになるのですが、そこから点線道になります。

藪本番。

バイクであれば回れ右するピストン奥の藪道なのですが、今日はここに分け入っていきます。
歩きだからこそ出来る強みですよね。

( ^ω^)・・・

点線道とは一体。
早速凄まじい藪っぷりですが、腰を落として藪の足元を見ると意外と歩けそうなところが浮かび上がって見えます。
中腰になってバサバサかき分けていきます。

こういうところ読んで覚悟決めてから行きましょう…w

近所の山で「安全面を考慮した」藪漕ぎをやってみる – 前編 –
前回の無謀な行動を反省して「事前に入念な行動スケジュールを立てた藪漕ぎ」に挑戦してきました。 今回は“その

一藪抜けては地図を読み、一藪抜けては藪の根本を覗き込み…。
このあたりはヒバの藪で、しかも雨水をたっぷり葉に乗せていたので藪に突入する度に全身がずぶ濡れになっていきました。

小さな沢を渡り、見通しが利く平らな場所を歩いていると…。

( ^ω^)これ、クマの爪とぎ跡じゃね?

周囲を見渡すと他にも皮が剥がされた木が数本…。
歩きやすい理由の説明がしやすそうな、折れた草…。

これ、結構アレだなー…(笑

しかしそこそこ奥まで入ってきているので四周に警戒しつつ進むことにしました。

藪をかき分け進むこと数十分。藪に入ってから30分ほどですが普通に歩いているわけではないので体力消耗が激しく一旦水分補給のために立ち止まりました。
ハイドレーションパックが届いてたら立ち止まってリュック降ろさなくてもいいんだけどなぁ。

藪を抜け少し開けた、まるでクマの寝床に良さそうな場所で立ち止まり、抜けたばかりの藪を振り向くと

( ^ω^)いまここから抜けてきたんだよな…?

道なんかありゃしません。

藪を漕いでいる最中にすぐ目の前で動くものが見えたのでじっと見てみると

足の付いたヘビ…ならぬイモリだかヤモリだかトカゲだかです。
ちなみにこの画像の右側のスギっぽいのがヒバの藪です。

藪の根を掴みよじ登って行くと尾根筋のような開けた場所に出ました。
バラのような藪があったりしてさすがにキツかった…。

バラのトゲに捕まると本当に身動きがとれなくなったりするので可能な限り避けて進む必要があります。

ここで14:21。スタート地点から2時間半程度。
藪に入ってから900m程度しか進んでいません。

で、この尾根筋、高い木が少ないというだけで足元というか腰の高さの藪は相変わらず、しかも倒木が多いのを見ると雨で根本からひっくり返っているようなものばかりでした。
しかも倒れた木が枝を上に出していたりとまぁ障害物としては上等な感じで、倒木の都度迂回を余儀なくされるという開けた雰囲気とは裏腹な場所でした。
倒木の上で甲羅干ししてるヤマカガシさんいたりして危なかったのでそれも迂回したり。

△368.4ピークはまったくもってスルーです。

一旦藪がきえたところで歩きやすいからとルートを考慮せずにその通り歩いていたら尾根から下ったりしてまして。
いや、これは気づかずに沢筋に下ったら危ないなと判断してまた登り返したりしましたが。
あまりにも藪が濃いと気を抜いた瞬間に足が停まるんですよね。
で、停まった足に気づくと藪の中の道が見えなくなったりとかして。
人間って気力がなくなった時に死ぬんだなと思ったりとかもしました。
水を飲んで地図を確認して、電線の方角と距離を見て、鉄塔の管理道を確認して。
そこで時間的に体力的に持たなさそうだったらエスケープしよう、と決めて足を動かします。

そうこうしながら登ったり下ったりを繰り返すと作業道に出ました。

目印があると安心感が出ます。

すごい!足を前に出すだけで前に進むよ!!!!

これはもう完全に管理道の様相です。
そのまま進むと鉄塔につながっていました。

鉄塔の右側に写っているのが八郎烏帽子ですね。
遠いな!(笑

鉄塔の真下で大休止です。
ずぶ濡れのパイルソックスを脱いで給水して地図を確認して。

斜面ではあるけれども広い草っぱらになっているので体を倒して休憩をします。

鉄塔、こんなところに建てるなんてすごいよなぁ…。
管理道が整備してあるとはいえ、本当に山の中なんだけどな…。

15分ほど休憩して管理道で下山します。

これくらい整備されているならバイクでも入ってこれそうですね。
途中に倒木箇所が何箇所かあって無理ですけど…。

鉄塔の番号が振ってあります。

今日はたくさん倒木見たけど、これが一番大きかった…。

作業道を下りきると広場があって、その先に橋が渡してありました。

魚が泳いでいるのが見えました。
釣りするにはいい場所かもしれません。

で橋をわたると県道179号に出ます。
あとは道の駅まで歩くだけです。

舗装された道路をトレッキングポールをさばきながらすっちゃすっちゃと歩いていると、藪の中を漕いでいたのが夢の中の出来事だったんじゃないかという、霞がかった映像のように思い返されます。

傾いた夕日に照らされた路面を見ながら、静かでまっすぐな道を歩いてるのが楽しいなぁと思ってみたりして。

山を登るのも楽しいけれど、実は本当はロングトレイルが好きなのかもしれません。

国道が見えてきました。
道の駅はすぐそこです。

車に到着!
お疲れ様でした!

まとめ。

記録開始:11:53
記録終了:17:32

12.83km
5時間38分

舗装路に出てから少しだけ走ってみたりしたんで一時的に移動速度が高くなっていますが、標高の赤いラインが上がると共に移動速度の緑のラインががっつり落ちているのが記録されてますね。

藪行は秋の葉が落ちる時期や冬場、もしくは3月4月の新芽が出る前の季節が歩きやすいのでこんな時期にいっても大変なだけです。

しかし、緊張感や達成感は尋常じゃないので何か日々の生活に乾きを覚えてしまっている人なんかはちゃんと下調べと準備をして挑戦してみるといいかもしれません。
いやオススメはしないですが。

ヤブこぎのススメ
登山の基礎知識

あ、バックパックは水1L背負ってても全然気にならず、小さいのもあってか藪の中でもほとんど引っかかる事が無かったので歩きやすかったです。
やっぱり体が軽いってのはいいもんですねぇ。自由度が違います。

今回は大変だったので次は登山口に駐車場があって登山道が整備されているところにたららーんと登りたいものです…えぇ。