見習いツーリングキャンパーのミナヅキです。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
年があけてからまだ6日程度しか経ってないことにも驚くのですが、そんな中でようやく、ようやくですよ、ミナヅキとしては基本的に新作アニメをガチ待ちするという事はないのですが、こればっかりはもう、第一報を目にしてから今か今かと待ち続けていました。
そうです。
「ゆるキャン△」のアニメがついにスタートしました。
ゆるキャン。
ゆるいキャンプ。
高校生の女の子たちがゆるくキャンプをするという作品なのですが、その描写というのですかね、作者本人がキャンパーだというだけあって、空気感や風景などが実際にキャンプの経験がある人には心地よく思い返すことが出来るような作品になっているように思えます。
キャンピングの豆知識や道具のTipsなど、この作品を印象づける要素もあるのですが、それだけではこの作品の魅力は出てこないと感じるところなのですよね。
ミナヅキの視点から。
ミナヅキはツーリングキャンパーというか基本的にソロキャンなので、静かなキャンプ場、それも貸し切り状態のキャンプ場で一人伸び伸びと過ごすのが好きです。
日常の喧騒から離れてぼんやりとするといいますか。
このスタンスでソロキャンプを楽しんでいるのがしまりんこと主人公のひとりの志摩リンなのですが、作品の冒頭から自転車でソロキャンプをしています。
このソロキャンの描写が自分が見てきた景色とダブって見えるのが、いいんですよねぇ。
貸し切り状態
ソロキャンって、自分が出してる音が一番大きくて、あとは手を止めた時に聴こえる風の音とか葉がこすれる音とかそういう感じなんですよね。
鳥が飛んでたりとか、焚き火がパキパキいう音とか。
あの空気感が作品の中にしっかりと封入されてるんですよね。
よく見ると陰影の表現とか光の表現とか、夜のキャンプ場は本当に暗いとか、暗い中でも月明かりがあると意外と明るいとか。
あの辺の雰囲気も実際にキャンプにいって肌で感じた事がある人ならよくわかるだろうなという描写になっています。
10月、お月見キャンプ。
8月、キャンツー訓練。
あと、しまりんはお祖父様の影響もあってか後に自転車から原付スクーターに乗り換えてツーリングキャンパーになります。
そのエピソードの節々にライダーあるあるのようなものも織り込まれているので、そういったところもバイクでキャンプツーリングしているミナヅキとしては面白い部分のように感じます。
と、まぁ、原作であるマンガだけ読んでいてもとても面白い作品なのですが、アニメになっちゃったんですよね。
アニメ。
ゆるキャン△のアニメとは。
ということで、ただでさえ雰囲気ばっちり描写ばっちりな作品に色と音楽がついた映像になるとどういうことになるか?
ゆるキャン△の予告動画みてるだけで涙腺にくるので多分疲れてるんだと思う
— 水無月 蓬@46-96.jp (@maximowiczii) 2017年12月22日
雪解けが待ち遠しすぎてゆるキャン△の予告動画だけで泣けてくる。
“TVアニメ「ゆるキャン△」予告編第二弾映像” を YouTube で見る https://t.co/vBuQ6HURIH
— 水無月 蓬@46-96.jp (@maximowiczii) 2017年12月28日
前にも同じ事言ってるけど、この予告動画みてるだけで涙腺緩むからもうおいちゃん歳なんや…
TVアニメ「ゆるキャン△」予告編第二弾映像 https://t.co/vBuQ6HURIH
— 水無月 蓬@46-96.jp (@maximowiczii) 2018年1月6日
しつこく書いているようですが、予告の動画の雰囲気が良すぎてなぜか泣けてきます。
わいもそっちの世界にいきたい…(´;ω;`)ウッ…
まじめな感想。
しまりんが設営しているカットが予告動画にも収められていますが、こういった何気ない動作やツールの動きが丁寧に描かれているように見えます。
あのチェアのフレームのぶらぶら具合とかすごく見覚えありますよね(笑
BGMが落ち着いていてキャンプシーンの雰囲気を引き立てるようなもので、画面にマッチしているのも印象的でした。
で、これはアニメ版オリジナルの追加要素…といえばいいのでしょうか。
ナレーションに大塚明夫氏を起用しているので、キャンピング知識をスネークが解説するという非常に馴染みのある人には説得力のあるシーンが存在します。
ミナヅキは正直なところ、ナレーションだけでかなり笑いました。
ス「こちらスネーク、ジャパリパークに潜入した。」
パ「そこにはサーバルキャットやトキ、ライオンに似た生物がいるらしいわ。気を付けて」
ス「なるほど。で、味は?」
パ「スネーク!!」#けものフレンズクソコラグランプリ#けものフレンズ pic.twitter.com/rY1PiNbFSV
— ラーメン大好き五郎さん(もりぬが) (@morinuga_006) 2017年2月22日
スネークさん。
細かいところをみると、流れは原作に忠実なのですが、マンガで描かれていないコマの前後やコマの間の補完などが行われており、情報量が増えているのが嬉しいなと感じます。
また原作では右から映してるシーンをアニメでは左から映していたり、マンガ版との差別化が行われていて原作を何度も読んでいる人でも新鮮味を感じる事が出来るような構成になっています。
アニメーション化で一番恩恵を受けているキャラは間違いなくなでしこだと思います。
おそらくすぐ目にする機会があるかとは思いますが、今から犬ダッシュの演技が楽しみだったりします。
ニコ生で観ました。
ネット配信最速はdアニメストアとニコニコ生放送だったわけですが、ニコ生ですと視聴者のコメントと一緒に楽しむことが出来るのが特徴です。
で、やはり原作組と新規組がいるわけですが、キャンプ経験が無いと思われる視聴者の書き込みなどもあったので、当初から言われている通り、ゆるキャン△がアニメ化したら新規キャンパーが増えるんだろうねというおおよその見方はあっているのだろうなと肌で感じました。
「テントの値段ってどれくらい?」
「キャンプ興味出てきた」
などの書き込みがあったので、本作を入り口として少しずつ知識を増やして是非とも実際にキャンプしてみてほしいなと思いました。
案ずるより産むが易しといいますか、とりあえずテントで寝てみればなんとなくわかることもあります(無責任
しまりんが使っているムーンライト3型はちょっとお高めですが、Amazonあたりを調べればバンドックやDoD、ミナヅキが愛用しているGeerTopなどの安価なテントもありますし、それらでも十分実用的です。
是非とも実際に体感してキャンピングの楽しさというか気持ちよさ心地よさを実感して頂きたいなと感じました。
ゆるキャン△アニメ、ミナヅキの中では観終わった後にまたじわじわと味が染み出してくる印象になっています。
素敵な作品となるといいなぁと思います。