【OruxMaps講座】「マルチマップを作ってみよう」編

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OruxMaps講座その5です、ミナヅキです。

前回は「オフラインマップの作成」「取扱方法」を解説しました。

【OruxMaps講座】「オフラインマップを作ってみよう」編
OruxMaps講座その4です、ミナヅキです。 前回は「記録したトラックログの読み出し」「取扱方法」を解説しました。 今回はいよいよOruxMapsの目玉機能であるオフラインマップの解説を行っていきます。

今回は少し変わった地図の表示方法を試していきたいと思います。
アイディアと発想力であなただけの便利なマップが作れるかも?

マルチマップってな~に?

例えばミナヅキの場合ですが、OruxMapsの主な使途はバイクで林道をツーリングしたり、登山のログを残す事ですが、その場合はOpen Street MapのMapnikという地図が林道や登山道など細かく記載されており便利です。

OpenStreetMap – Mapnik

しかし、主要なランドマークや飲食店などの目印になるような情報はGoogle Mapのほうが明らかに多く、普段使いのマップとしてはGoogle Mapのほうが利便性に富んでいます。

GoogleMap

じゃぁこの2つのマップを重ねて表示してしまおう!というのがマルチマップの考え方となります。

実際のものを見れば理解しやすいと思いますので先に実例として画像を見ていただきます。

OSM Mapnik + GoogleMap

一方を透過表示としてレイヤーにしてしまうので薄くて見づらくなる事もありますが、これでGoogle MapとOSM Mapnikの両方の地図の情報を一度に確認出来るようになりました。

ちなみに同じ地域を国土地理院標準地図で表示するとこのような表示になります。

国土地理院標準地図

林道なども一応収録されていないわけではないですが、このズーム率だと省略されてしまっています。便利なんですけどね、国土地理院標準地図。

マルチマップの作り方。

※Oruxmapsのver.7系はウェイポイント関連でバグが残っているっぽいのでミナヅキはVer.6.5.10を継続して使っています。
解説もVer.6.5.10に準じます。

まず最初にマップのリストを開きます。

マップのリストの上部のメニューにレイヤーを表すアイコンがあります。

マルチマップ作成用のダイアログが開きます。

作成手順。

1.ベースマップを選ぶ。
2.上に乗せるレイヤーマップを選ぶ。
3.任意のマップ名を入力する。

4.OKで作成。

例として
・ベースマップ:Google Map
・レイヤーマップ:OpenStreetMap Mapnik(透明度30%)
というマルチマップを作成してみます。

1: Google Map
マップの種類はGoogle Mapを選択します。

2: 1.0
透明度の指定になります。
一番最下層のベースになるマップは不透明のままでよいので1.0でいいです。
ここの数字は1.0が不透明、0.0が透明なので、それぞれ100%表示→0%表示と読み替えるとわかりやすいでしょう。

3: Multiply effect
レイヤーに対しての乗算加工を行うか…ですが、ベースマップには不要なので未チェックで。

4: レイヤー登録

これでベースマップの設定が済みました。
Google Maps(1.0)
と表示されます。
続いてレイヤーマップの設定をしましょう。

1: OpenStreetMap Mapnik
マップの種類はOpenStreetMap Mapnikを選択します。

2: 0.3
透明度の指定になります。
ベースマップの上に被せて表示される必要があるのである程度すけている必要があります。
今回はMapnikのデータを薄っすらと表示させるので0.3を指定します。
当然数字を増やすと濃く表示されるようになります。

3: Multiply effect
今回はレイヤーの合成に乗算加工を行ってみましょう。チェックします。

4: レイヤー登録

これでベースマップに続きその上に表示されるOpenStreetMap Mapnikの設定が済みました。
Google Maps(1.0)の上に
OpenStreetMap Mapnik(0.3*)
という表示がされます。このカッコ書きの数字が透明度で、*が乗算加工を表します。

それでは今回はこの2枚のマップを重ねたものを
Google Maps-OSM Mapnik(0.3*)
というマップ名で登録します。

マルチマップを呼び出してみよう。

いつものマップリストを下にスクロールすると
MULTIMAPSというフォルダの中に先程登録したマルチマップが表示されています。

…なんかものすごく薄いです。
(実は色々組み合わせを試しながら記事書きしています^^;

気を取り直して、事前に作成しておいた、同じ組み合わせの乗算加工無しのものを見てみましょう。

綺麗に表示されています。

比較しやすいようにそれぞれ同じ地点の画像をスライドショーで見てみましょう。

スライドショーには JavaScript が必要です。

いかがでしょうか。
Google Mapsの記載をベースにうっすらと林道などの表示が確認出来るかと思います。

スライドショーには JavaScript が必要です。

こんなのはどうでしょうか。
ベース:GoogleMaps
レイヤー:国土地理院標準地図(0.3)

GoogleMapsは施設名や店舗名の情報に豊富ですが、地形や構築物建造物などの情報には乏しいです。
国土地理院標準地図は等高線地図を基本に送電線や風力発電用風車などの構造物の情報が豊富ですが、商業的な施設情報には乏しいです。

この2つをレイヤーしてみるとなかなかおもしろいマップになるような気がします。

あなたのアイディア次第です。

それぞれのマップデータの特徴や、自分が利用したい要件をしっかりと確認して上手に組み合わせる事が出来れば、今まで単体で利用していたマップデータよりも遥かに便利なマップを参照する事が出来るようになるでしょう。

こうした機能が提供されているのもOruxMapsの強みと言えるかもしれませんね。

次回予告。

ルート探索機能を使ってみよう!